about中山学院とは
教育方針
本園は幼児にふさわしい環境を整え、楽しい園生活の中で豊かな経験や活動を積み重ね、明るく、たくましい心身の発達を助長し、情操豊かな子どもの育成を目指します。
教育目標
- やってよいこと、わるいことの判断がつく子どもを育てる。
- 音楽、体育、絵画等に興味をもち、健康で心豊かな子どもを育てる。
- 友達と仲よく遊べる協調性と思いやりに富んだ子どもを育てる。
特色
- 幼稚園教育・保育のあり方を求め、園児の立場に立った楽しい環境づくりを進めています。
- 家庭と幼稚園が一体となり、地域の行事にも参加するなど、園児の育成を図っています。
- 保育者の専門性を高めるため、園内研修会や各種研修会に積極的に参加して資質向上を図っています。
- 音楽、リトミック、体育活動、絵画については、専門の講師による充実した指導を行なっています。
- 外国人講師を招き、英語や異文化に親しみをもつことを大切にしています。
幼稚園のはじまり
戦争の混乱期に水戸市内の幼稚園を退職した中山欽子(創立者)は、幼児期に受ける教育が子どもの生涯にわたる大切なものだと確信していました。より多くの子ども達が幼児教育を受けることができる環境を作るために、夫であった中山新吾(創立者)と共に私立の幼稚園を創ることにしました。
当時、河和田村にあった赤塚駅近くの貸倉庫を園舎に改築し、昭和27年(1952年)、赤塚幼稚園を創りました。宗教や特定の教育思想に傾倒せず、教育を受ける子どものことを第一に考えた質の高い教育を提供することを志しました。そのためには、教育に関わる教師の資質・能力向上が不可欠だと考えました。中山欽子本人も生涯にわたり学習を続けることを座右の銘としたことは、現在も中山学院の教職員に受け継がれる精神となりました。
赤塚幼稚園の開園から13年後、当時、畑や森が広がる渡里地区でも子どもが教育を受けることができる環境を作るため、昭和40年(1965年)、渡里幼稚園を創りました。長年にわたり多くの子ども達との関わりの中から得れた経験と、新しい考え方や価値感の取り入れを繰り返すことにより、中山学院は独自の教育を創出し続けています。
赤塚幼稚園創立25周年記念事業(1977年)の際に作成された銅像に刻まれた言葉
「みんな なかよく げんきよく」
は、中山学院の大切な精神が表された言葉であり、今も親しみをもって子ども達や教職員に受け継がれています。また、地域に根差し、親子の関わりを大切にすることは、中山学院が創立以来大切にしていることの1つです。
赤塚幼稚園の卒園生は、平成28年度(2016年度)に1万人を超えました。渡里幼稚園の卒園生は、令和2年度(2020年度)に6千人を超えました。子ども、親、祖父母と各世代にわたり、中山学院で学ばれたご家庭もございます。
これからも、みなさまのご協力をいただきながら、より良い教育を子ども達に提供し続けていきます。
創立当時の赤塚幼稚園
創立当時の渡里幼稚園
沿革
赤塚幼稚園のあゆみ
昭和27年6月22日 | 私立赤塚幼稚園創立 |
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昭和39年8月13日 | 学校法人中山学院を茨城県知事より認可される |
昭和46年3月10日 | 第1回音楽おさらい会を県民文化センターで開催する |
昭和49年10月20日 | 茨城国体開会式に年長組参加する |
昭和51年12月1日 | 新園舎1号館落成 |
昭和52年6月25日 | 創立25周年記念式典を挙行 |
昭和55年10月20日 | 新園舎2号館落成 |
平成4年6月14日 | 創立40周年記念式典を挙行 NHK番組おかあさんといっしょのイベントを県民文化センターで行う |
平成5年8月5日 | 新園舎3号館落成 |
平成12年3月10日 | なかよし広場グラウンド及び駐車場整備完成 |
平成12年8月31日 | 園庭に滝と小川のあるトトロの森完成 |
平成15年6月29日 | 創立50周年記念式典、レセプションを挙行 |
平成20年9月3日 | 満3歳児の受け入れ始める |
平成21年5月12日 | いちご組(2歳児教室)開室する |
平成22年12月28日 | 園舎1号館・2号館の耐震補強工事完了 |
平成24年3月15日 | 保育室増設(88.09平方メートル) |
平成25年8月17日 | 創立60周年記念式典を挙行 |
平成27年4月1日 | 認定こども園制度(認定こども園あかつか)を始める |
平成28年8月29日 | 全保育室及びホール(遊戯室)に冷暖房配備 |
平成28年9月2日 | 満3歳児単独クラスを編成する |
平成29年12月30日 | 園者外壁工事及び全館LED化工事完了 |
令和6年4月1日 | 保育認定(標準時間)の受け入れ始める |
創立25周年記念「なかよし」後藤末吉氏制作
渡里幼稚園のあゆみ
昭和40年4月1日 | 私立渡里幼稚園創立 |
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昭和42年8月31日 | 園舎(保育室2)増築 |
昭和46年2月15日 | 第1回音楽おさらい会を県民文化センターで開催する |
昭和49年10月20日 | 茨城国体開会式に年長組参加する |
昭和52年6月25日 | 創立10周年記念式典、記念事業を県民文化センターで挙行 渡里幼稚園園歌誕生 |
昭和58年11月10日 | 園舎1号館落成 |
昭和61年9月1日 | 園舎2号館落成 |
平成4年6月14日 | 創立30周年記念式典、記念事業を挙行 |
平成8年8月31日 | 園舎3号館落成 |
平成15年10月3日 | 園舎3号館にてぴょんちゃん教室(2歳児親子教室)を開始 |
平成15年6月29日 | 創立40周年記念式典、レセプションを挙行 |
平成16年1月9日 | 園庭遊具“アリスの城”完成 |
平成18年2月2日 | 園庭“アリスの庭”を拡張 |
平成20年2月5日 | 3号館園庭(にこにこ広場)完成 |
平成20年5月13日 | うさぎ組(2歳児教室)開室する |
平成25年8月17日 | 創立50周年記念式典を挙行 |
平成27年4月1日 | 認定こども園制度(認定こども園わたり)を始める |
平成27年9月1日 | 全保育室及びホール(遊戯室)に冷暖房配備 |
平成30年9月4日 | 満3歳児単独クラスを編成する |
令和6年4月1日 | 保育認定(標準時間)の受け入れ始める |
創立30周年記念「母と子」後藤末吉氏制作